セットポイントって何?体重と関係あるの?痩せられるの?
こんにちは、おっちーです(^^)
自動で痩せられる仕組みが手に入ったら嬉しいと思いませんか?
そう、その鍵を握るのがセットポイントです♪
実は、このセットポイントが正しく機能しているのなら肥満に悩まされることはありません。
もしかしたら、太ってしまう原因はここにあるかもしれないので今回のお話は超重要です!
この記事では、
- セットポイントと体重の関係について
- セットポイントが狂う原因について
- セットポイントを正常にし自動で痩せるカラダを手に入れる方法
を解説します。
これを読み終えれば、あなたはセットポイントについて理解できるようになるでしょう。
そして、この知識を使っていただければ狂ったセットポイントを正常にし自動で痩せるカラダを手に入れることができるでしょう。
それでは詳しく見ていきます!(๑•̀ㅂ•́)و✧
セットポイントと体重の関係?セットポイント理論とは
カラダは、ある一定の体重を保つ仕組みが備わっています。
たとえば、
- 太ってしまった場合、カラダは自動で痩せようとする
- 痩せてしまった場合、カラダは自動で太ろうとする
といった感じ。
この仕組があるとする説をセットポイント理論といいます。
カラダは、肥満で病気にならないように、激ヤセで衰弱しないように自らの体重を調節しています。
参考:肥満や脂肪率に基づく慢性疾患は治るのか。セットポイント理論、環境、第二世代薬物療法(2022年2月)
しかし、今の世界は3人に1人は太っているのが現状です。
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でも、
”本来、人は太らないようにできている”
これが真実です。
もし、セットポイントが正しく機能していれば肥満にならなくてすむはずです。
では、なぜそうなっていないのか?
これから、その謎を解き明かそうと思います。
そして、狂ったセットポイントを正しあなた本来の美しい姿を取り戻す知識を提供させていただければと思います!(๑•̀ㅂ•́)و✧
セットポイント理論を支えるホメオスタシス(恒常性)について
ホメオスタシス(恒常性)とは、外の環境が変化してもカラダを一定の状態に保とうとする仕組みのことです。
たとえば、人の体温は常に36.5度前後をキープしておかなければなりません。
この温度が、正常な細胞活動と酵素反応を支えてくれています。
内臓の働きは、この細胞活動と酵素反応が正常であってこそ正しく機能します。
それが、20℃まで下がってしまうと機能を失い、人は生きていくことができません。
- 暑い時は体温を下げるために汗をかく
- 寒い時は体温を上げるために体を震わせる
このように、カラダは生きるために体温を一定に保つ仕組みが備わっています。
体温であれば36.5度前後がセットポイントです。
これと似たような仕組みが体重にもある。
それがセットポイント理論です。
※現時点では仮説としての位置づけですが、ある一部ではメカニズムもわかってきており有力な説です。
しかし、体重に関しては体温のようにある値が固定されているわけではありません。
体重におけるセットポイントは個人ごとに異なります。
たとえば僕の場合は、おそらくセットポイントは55kgです。
もし、過食して60kgまで体重が増えたとしましょう。
するとカラダは、食欲を減らし基礎代謝(エネルギー消費)を増やして55kgまで戻そうとします。
反対に極端な食事制限で50kgまで体重が減ったとしましょう。
その時カラダは、食欲を増やし基礎代謝(エネルギー消費)を減らして55kgまで戻そうとします。
- 太る→食欲ダウン↓、基礎代謝アップ↑
- 痩せる→食欲アップ↑、基礎代謝ダウン↓
という調節が働きます。
これが、体重におけるセットポイントです。
セットポイント(痩せる方向)のメカニズムを支えるレプチン
で、このセットポイントのメカニズムを支えるのがレプチンというホルモンです。
レプチンは、脂肪細胞で脂肪が蓄積されると分泌されます。
※ここでは、セットポイントの痩せる方向のみ解説します。太る方向はグレリンという胃から分泌されるホルモンですがここでは割愛します。
レプチンの肥満に関連する働きは、
- 脳の視床下部(摂食中枢)に満腹サインを送り食欲をおさえる
- 蓄えられた脂肪を溶かして燃やす(基礎代謝アップ)
の2つがあります。
※その他に血圧調節作用などの働きもありますが、肥満とは関連しないため割愛します。
脳の視床下部(摂食中枢)に満腹サインを送り食欲をおさえる
脂肪細胞に脂肪がたまると、レプチンが分泌され「もうお腹いっぱい」のサインが脳に送られ食欲をダウンさせます。
脳の視床下部は、
- 体温の調節
- 摂食行動の調節
- 性周期や生殖行動の調節
- 睡眠や覚醒の調節
- etc・・・
といった、まさに本能と呼ばれるさまざまな生理機能を調節しています。
レプチンは、この脳の視床下部に作用して食欲をダウンさせます。
蓄えられた脂肪を溶かして燃やす(基礎代謝アップ)
人が太るのは、白色脂肪細胞に脂肪が蓄積されるからです。
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そして、蓄積された脂肪は褐色脂肪細胞によって燃焼されます。
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レプチンは、
- 交感神経に作用して白色脂肪細胞に蓄えられた脂肪を分解
- 褐色脂肪細胞のミトコンドリアにあるUCP-1にスイッチを入れ分解された脂肪を燃やす
といった流れで基礎代謝(エネルギー消費)をアップします。
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このようにレプチンは、食欲をおさえたり基礎代謝をアップさせることでセットポイント(痩せる方向)のメカニズムを支えています。
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セットポイントがあるにも関わらずなぜ現代人は肥満が多いのか?
本来、人は太らないようにできている。
と、述べさせていただきました。
えっ!?じゃぁ、なんで世界中で肥満者が溢れているの?
しかも3人に1人が太ってる現実ってなんなの!?
と思われるかもしれません。
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「本来、人は太らない」のであれば、これほど世界中で肥満者が溢れることはありません。
では、なぜ世界はこれほど肥満者で溢れているのでしょうか?
レプチンが効かない?レプチン抵抗性
なぜ、肥満者が増えているのか?
その理由の一つとして、レプチン抵抗性があげられます。
レプチン抵抗性とは、レプチンの効きが悪くなっているということ。
※インスリンにも同様な現象があり、それをインスリン抵抗性と呼びます。
レプチンの効きが悪くなるということは、
- 脳の視床下部(摂食中枢)に満腹サインを送り食欲をおさえる
- 蓄えられた脂肪を溶かして燃やす(基礎代謝アップ)
の2つの働きが悪くなるということです。
つまり、「食欲アップ↑、基礎代謝ダウン↓=太る」となる。
レプチンは脂肪細胞に脂肪が蓄積されると分泌されます。
太ればこのレプチンによって、痩せる方向に調節されるはずなのです。
しかし、いくらレプチンを分泌しても効果がない。
レプチンは、セットポイント(痩せる方向)のメカニズムを担っています。
それが、レプチン抵抗性により機能しなくなる。
せっかく、自動で痩せる仕組みがあるにも関わらずレプチン抵抗性によってその機能が失われているのが現状です。
つまり、レプチン抵抗性はセットポイントを狂わせているということです。
恐るべしレプチン抵抗性・・・。
セットポイントが狂うとひたすら太る
太っている人がめっちゃ食べるのは、レプチンの効きが悪くなっているから。
レプチンは食欲をおさえる作用があるのですが、これが効かない。
だから、食べても食べても満腹にならず食べてしまいます。
”見た目はいくら肥えていても脳は常に飢餓状態”
といったことが起こっている。
これはツライ・・・。
そして、レプチンが作用しないことで基礎代謝もダウン。
いくら運動しても省エネモードなので、なかなかエネルギーは消費されません。
- 食欲がおさえられず、食べ続ける
- 運動してもエネルギーが消費されない
間違いなく、太ります。
レプチン抵抗性によりレプチンが効かなくなる。
イコール、セットポイントのメカニズムが作用しない=セットポイントが狂う。
すると、ブレーキのきかない暴走列車のように、ひたすら肥満へと突き進むということになります。
これが現代人に起こっているということです。
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セットポイントが狂う原因は?
このセットポイントを狂わすのが、レプチン抵抗性を引き起こす何かです。
では、レプチン抵抗性を引き起こす何かとは、具体的にどういったものになるのでしょうか。
答えは、食生活にあります。
レプチン抵抗性の原因であるPTPRJとは
まず、レプチン抵抗性を引き起こす引き金となるのが、PTPRJという酵素です。
このPTPRJという酵素が、レプチン抵抗性を引き起こすことを「基礎生物学研究所・統合神経生物学研究部門の新谷隆史准教授、東覚大学院生、及び野田昌晴教授」が発見しました。
下記にその時のプレスリリースを引用します。
レプチンは脂肪細胞から放出されるホルモンで、脳内の摂食中枢に作用して強力に摂食行動を抑制します。
脂肪が増えるにしたがってレプチンの放出量が増えるため、レプチンは適正な体重の維持に働いていると考えられています。
しかしながら、肥満状態の人の摂食は必ずしも抑制されていません。
その理由は、レプチンが効きにくくなる、「レプチン抵抗性」と呼ばれる現象が起こるからです。
レプチン抵抗性が生じるメカニズムはよく分かっておらず、その治療法も見つかっておりません。
今回、基礎生物学研究所・統合神経生物学研究部門の新谷隆史准教授、東覚大学院生、及び野田昌晴教授らは、PTPRJという酵素分子がレプチンの受容体の活性化を抑制していることを発見しました。
肥満にともなって摂食中枢でPTPRJの発現が増えること、そのためにレプチンが効きにくくなり、これがレプチン抵抗性の要因となっていることを明らかにしました。
詳細なメカニズムについては、コチラに書いているのでここでは割愛します。
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ざっくり言うと、PTPRJという酵素がレプチンによる食欲抑制スイッチをOFFにするということです。
よって、いくらレプチンが分泌されてもスイッチがOFFされてしまうのでレプチンが効かなくなってしまう。
このPTPRJという酵素の過剰発現が、レプチン抵抗性を引き起こしセットポイントを狂わせている原因です。
※ただ、このPTPRJがなければ過剰に食欲抑制が働いてしまうので何も食べなくなり衰弱してしまいます。過剰発現が問題であり、何事もバランスが大切です。
根本原因は近代型の欧米食
PTPRJという酵素の過剰発現の要因は、近代型の欧米食にあります。
近代型の欧米食とは、加工食品、赤肉・加工肉、乳製品、精製穀物、砂糖、ファストフード、ソフトドリンク、デザートといった食事のことです。
これら近代型の欧米食は「高脂肪・高糖質」であることが特徴です。
で、この「高脂肪・高糖質」がPTPRJの発現を過剰にすることがわかっています。
参考:PTPRJはレプチンシグナルを抑制し、視床下部におけるPTPRJの誘導はレプチン抵抗性発生の原因であること(2017年9月)
PTPRJはレプチン抵抗性の発現に寄与している
レプチン抵抗性は,肥満とともに HF/HSD の摂食によって誘導される。
※「HF」が高脂肪食、「HSD」が高ショ糖食。
そこで、HF/HSD 飼育マウスと ND 飼育マウスの MBH (中期部視床下部)における PTPRJ の発現量を評価した。
※「ND」が普通食。
HF/HSDを8週間与えたところ、MBHのPtp1b mRNAレベルは有意に増加した(図A)。
これはPtprj mRNAについても同様である(図A)。
一貫して、HF/HSD飼育マウスにおけるPTPRJたんぱく質の発現レベルも同様の増加(~1.5倍)を示した(図B)。
近代型の欧米食は、PTPRJを過剰発現させレプチン抵抗性を引き起こします。
つまり、「高脂肪・高糖質」の近代型の欧米食がセットポイントを狂わす原因です。
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セットポイントを整えて自動で痩せるカラダを取り戻す
セットポイントを整えることができれば、自動で痩せるカラダが手に入ります。
では、どうやって狂ったセットポイントを整えることができるのでしょうか。
それは、レプチン抵抗性を引き起こすPTPRJの発現を過剰にしないことがポイントです。
つまり、近代型の欧米食を改めるということです。
欧米食の特徴を具体的に述べると、
- 加工食品:加工されたり、人工的に糖分が添加された食品。例としてファストフード、コンビニ食、スーパーのお惣菜、デザート、お菓子があげられる。全体的に高脂肪、高糖質でありビタミンやミネラルなどの微量栄養素は不足がち。塩分高め。
- 赤肉・加工肉:牛、豚、羊などの肉を赤肉と呼ぶ。ハム、ソーセージ、ベーコン、ハンバーグなどは加工肉。いずれも高脂肪食であり、大腸がんのリスクをあげることは「確実」と判定されている。参考:赤肉・加工肉のがんリスクについて
- 乳製品:バター、牛乳、クリーム、チーズ、ヨーグルトなど。乳製品は飽和脂肪酸が多く、中性脂肪やコレステロールを増やし動脈硬化につながる高脂肪食である。しかし、チーズとヨーグルトは発酵食品として腸内環境を整えるため、食べ過ぎなければアリ。
- 野菜や果物が少ない:ファストフードやコンビニ食、スーパーのお惣菜などは炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質と三大栄養素をまとめて摂取できるが、野菜や果物はほとんど含まれていない。野菜や果物はビタミン、ミネラル、食物繊維と非常に需要な栄養源だが、欧米食ではこれらが不足している。
- 魚が少ない:欧米食では赤肉や加工肉からたんぱく質や脂質を摂取することが多い。赤肉や加工肉は飽和脂肪酸、オメガ6が多く、健康油の代名詞でもある魚のEPA・DHAといったオメガ3が少ない。
- 全粒穀物が少ない:穀物には「胚芽」「胚乳」「外皮」があるが精製穀物ではこれらが取り除かれる。胚芽はビタミン・ミネラルを多く含み、胚乳はでんぷんとたんぱく質が豊富で、外皮は食物繊維を多く含む。
となります。
これらをできるだけ避ける。
近代型の欧米食は典型的な「高脂肪・高糖質」です。
この食生活を改めれば、レプチン抵抗性が改善され狂ったセットポイントが正常化します。
で、食生活を改めるというのは具体的に何かというと・・・。
それは、日本食を中心にした食生活にするということです。
日本人は昔ながらの日本を思い出す必要があります。
土壌に根ざした食生活がもっとも重要なことです。
こんにちは、おっちーです^^今回も必ずやせて-10歳の健康美を手に入れるための「ダイエットの基礎知識」を学んでいきます。 前回は「肥満の歴史」というテーマで、なぜ人は太りやすくなったのか?について学びました[…]
日本食の優れた特徴として、
- 一汁三菜:「炭水化物(糖質)・たんぱく質・脂質」のバランスに優れており、余計な油と砂糖は含まれない。魚はオメガ3(DHA・EPA)といった良質な油とたんぱく質を含む。旬の野菜と果物からは食物繊維、各種ビタミン、ポリフェノールがとれる。海藻はミネラルが豊富。人が生きるうえで必要な栄養素は一汁三菜によりすべてまかなえる。
- 発酵食品:「味噌・醤油・酢・みりん・日本酒」はすべて発酵食品。納豆も発酵食品で豊富なたんぱく質とビタミン、食物繊維が摂取できる。発酵食品は消化吸収しやすく、乳酸菌や麹菌、納豆菌、酵母菌、酢酸菌などの善玉菌が豊富に含まれているため腸内環境が整う。腸内環境が整えば便通が良くなる、免疫力があがる、肌の艶アップ、太りにくくなるといった恩恵を受けられる。参考:腸内環境を整える腸活で必ずやせて-10歳の健康美の基礎を作る!
- 五味五色:自然の食材に色があるのは自分自身を守るため。これらフィトケミカル(ファイトケミカル)を支えるポリフェノールには抗酸化作用があり、活性酸素による動脈硬化、がん、肌のシミ・シワなどの老化を防止する。
- 旨味・だし:これら旬の素材のもつ「甘い、辛い、酸っぱい、苦い」といった味に、だし文化に支えられた「旨味」との多彩な調和も日本食の特徴。昆布だしにはグルタミン酸がGABAの原料となりストレスケア、かつお節にはトリプトファンがセロトニンの原料となり精神を安定させヒーリング力に優れている。
があげられます。
日本食は、日本の豊かな自然と寄り添った食生活を体現しています。
日本列島を背骨のようにつらぬく山脈は、豊かな森林を形成しています。
雨もよく降り、山脈から流れる川は豊かなミネラルを含み、その水で育った海藻、それを食べる魚は栄養たっぷりです。
春・夏・秋・冬と季節によって気候が異なり、多種多様な野菜、きのこ、木の実など旬の食材に恵まれています。
日本ではこの豊かな自然を背景に、米を主食として、野菜、芋、豆、魚、海藻を副菜とした一汁三菜の食生活を営んできました。
この一汁三菜の食生活は、
- 「炭水化物(糖質)・たんぱく質・脂質」のバランスに優れており、余計な油は含まれない
- 旬の食材を生かした旨みは、ほどよい刺激でわたしたちに至福感をもたらしてくれる
- むりやり砂糖で快楽の刺激を加える必要もない
といった特徴をもっています。
見事に「高脂肪・高糖質」から離れています。
この食生活を続ける。
さすれば、狂ったセットポイントも元に戻り、本来の機能を取り戻してくれるでしょう。
そして、自動で痩せるカラダが手に入り、あなた本来の美しい姿を取り戻すことになるはずです。
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以上、セットポイント理論について解説しました。
”本来、人は太らないようにできている”
このカラダの持つ素晴らしい機能について、ご理解いただけでしょうか。
そして、狂ったセットポイントを正すことであなた本来の美しい姿を取り戻せるということを知っていただけたかと思います。
まとめ
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- カラダはある一定の体重を保つ仕組みがあるという説があり、それをセットポイント理論と呼ぶ
- カラダには外の環境が変化しても一定の状態を保とうとする仕組みがあり、それをホメオスタシス(恒常性)と呼ぶ
- セットポイントは、このホメオスタシス(恒常性)の一種である
- セットポイント(痩せる方向)のメカニズムを支えるのがレプチンである
- レプチンには「食欲をおさえる・脂肪を溶かして燃やす」働きがある
- しかし、近代型の欧米食によりPTPRJ(酵素)が過剰発現することによりレプチン抵抗性が起こる
- レプチン抵抗性が起こるとレプチンが効かなくなり「食欲おさえられない・脂肪が溶けず燃えない」となり、セットポイントが無視されひたすら太り続ける
- 日本食により「高脂肪・高糖質」を避けてレプチン抵抗性を改善する(狂ったセットポイントの是正)
- セットポイントを整えて自動で痩せるカラダを手に入れ、本来の美しい姿を取り戻す
今回の記事で、セットポイントについてご理解いただけたのではないでしょうか。
そして、狂ったセットポイントを正常にし自動で痩せるカラダを手に入れる知識を得ていいただけたかと思います。
今回のお話は以上です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
それではまた♪